■しつけ開始の少年期
体力もつき、体の大きさもほぼ決まるころ。
犬の一生のうちで、心身共にもっとも成長する時期です。
食事やトイレ以外のしつけにも適した時期で、リーダーシップをとるための
訓練も開始します。
そろそろ散歩もOKです。
犬は、散歩を通じて犬の社会のおきてや、人間社会でのルールを覚えていきます。
他人に迷惑をかけないよう、きちんとしたしつけをする必要があります。
「犬のしつけは、6ヶ月で決まる」と言われています。
飼い主は、頼もしいリーダーとして、リーダーシップを発揮しなければいけません。
これが、愛犬との信頼関係を築くための第一歩です。
その他、この時期に、体の先天的な異常が現れる時期でもあります。
体の、各部や動きに異常がないか、チェックしましょう。
■食事の与え方
体の基礎を作る重要な時期ですから、
食欲も旺盛。
この時期に丈夫な体をつくっておくと、
生涯病気にかかりにくい体質になると
言われています。
ただし、
ダックスフンドは太りやすい犬種ですから、
食事の質と、量には
くれぐれも、注意が必要です。
食事は、朝、昼、夕方の1日3回か、
夜を加えた4回。
栄養バランスから言うと、ドライタイプのドッグフードが最適ですが、
ウェットタイプを少々混ぜて、食事に変化を出すのも良いでしょう。
ドッグフードの量は、パッケージの表示どおりに与えます。
手作り食でも、かまいませんが、栄養バランスと味付けには
細心の注意が必要です。
暑い時期は、食欲が減退しがちです、でも、便が普通で、元気があれば
心配する事は、ありません。
ただし、水はいつも新鮮なものを与えます。
便通を良くするには、食物繊維が多いさつまいも(ふかしたもの)がおすすめです。
■歯の生えかわり
3ヶ月頃から乳歯が抜け、永久歯が生え始めます。
このころは、好奇心とむずがゆさから、いろいろなものをかじるでしょう。
生後6ヶ月頃までに乳歯がすべて抜けていなければならないのですが、
乳歯が抜けずに、永久歯が並んで生えてしまう事があります。
きちんと生えかわっているか、入念にチェックしてください。
残っている乳歯があると、永久歯の歯並びが悪くなったり、
食べ物のカスがたまって、歯周炎の原因になりますので、
その場合は、動物病院で、抜歯してもらうとよいでしょう。
■手入れ
そろそろ被毛も生え揃うころです。
毎日のブラッシングで毛づやをよくし、ノミやダニを防ぎましょう。
犬が、ブラッシングを嫌がっても制止させたりしながら、根気よく続けましょう。
これも、しつけの、一つです。
特に、春、秋といった、毛が抜け変わる季節は、いつもよりもより念入りに
全身をブラッシングします。
5〜6ヶ月になって、被毛の汚れが目立つ時は、暖かい日を選んで
シャンプーしましょう。
洗った後は、とるで水気を拭き取った後に、ドライヤーで良く乾かし、
ブラシやコームで整えます。
また、耳、歯、つめの手入れも忘れずに行いましょう。
たれ耳のダックスフンドは耳がむれやすく、外耳炎になりやすいので
特に注意が必要です。
耳のチェックを日課にして、汚れていれば、耳掃除を行います。
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