■幼年期の成長
離乳が終わり、目覚ましい成長に目を見張る時期。
ダックスフンドならではの愛らしさが芽生えてくるのも、このころ。
生後50日を過ぎる頃には、元気よく走ったり、飛び跳ねたりするようになります。
同時に感情表現もだんだんと豊かになります。
トイレやハウス、食事など、基本となる
しつけを始めましょう。
また、この頃を社会化期といい
もっとも環境に興味を持ち、
順応性が高い時期です。
人や環境など様々なものに良くならすことで
人との絆を築き、良い性格を作ります。
■離乳食から子犬用フードへ
生後30日ぐらいになったら離乳食から、子犬用のドッグフードへ切り替えていきます。
ただし、移行する時はあくまでも、慎重に。
やわらかい離乳食から、いきなりかみごたえのあるドッグフードに変更すると、
お腹を壊し、便が硬くなったり、下痢をすることもあります。
最初は今までの物を3、新しい物を1、の割合で与え、次は半々、そして1対3
と言うように、1週間くらいかけて進めていくとよいでしょう。
生後45日くらいには、硬いドライフードも食べれるようになりますが、
これだけではまだ早いので、やわらかいフードを少し混合したり、
犬用ミルクを併用しながら与えます。
生後50日頃には、移行完了となるようにしたいものです。
■食事の回数
子犬の頃は胃が小さいので一度に
沢山の量は食べられません。
1回の量を少なくして、回数を多く与えましょう
1日4回(朝、昼、夕、夜)が目安です。
量は4回とも同じでOKです。
その時の、食べ具合や食べ残し
排便の回数、便の様子を見ながら
食事の量を調整するとよいでしょう。
目安としては、便が柔らかい時は、量が多い。硬い時は量が少ないと
判断することができます。
排便の回数が頻繁で、やわらかく下痢気味の時は、半日くらい食事を抜いて
お腹の調子を戻すとよいでしょう。
■手入れ
子犬のうちは、ブラッシングだけで十分です。シャンプーの必要はありません。
ただし、汚れがひどい場合は、シャンプーを行いますが、終わったら、
タオルとドライヤーを使い、よく乾かしてあげましょう。
また、この頃から、スキンシップも兼ねて、すこしずつブラッシングや
爪切り、耳掃除、歯みがきなどにならしていきます。
ブラッシングのときは、子犬をひざに抱き、優しく言葉をかけながら行います。
手入れの時間は、はじめは短く、犬の反応を見ながら、徐々にのばしていきます。
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